三菱商事は、11月1日付で、純金・プラチナ積立関連事業を分社化した上で田中貴金属工業に事業を移管することで合意した。
事業移管により、三菱商事と取引していた顧客は今後、田中貴金属と取引する。
三菱商事が事業領域の選択と集中を進める中、積立取引に関する顧客ニーズに対応してサービス向上を図るため、事業移管を決定した。田中貴金属は1980年に日本で初めて純金積立を開発し、貴金属地金の売買では日本最大の取扱量を持つため、移管先として最適と判断したとしている。
田中貴金属は、三菱商事の純金積立取引、プラチナ積立取引、金スポット購入取引、プラチナスポット購入取引、定期取引の権利義務を全て承継する。