三井不動産と東芝、戸建のファインコート大倉山でHEMSの実証実験

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ファインコート大倉山がHEMSの実証事業に採択
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三井不動産レジデンシャルと東芝は、経済産業省の「2012年度次世代エネルギー・社会システム実証事業」で、建売分譲戸建「ファインコート大倉山マスターズヒル(横浜市港北区・総戸数33戸)」が戸建住宅での「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)」の実証対象に採択されたと発表した。

次世代エネルギー・社会システム実証事業は、経済産業省が2010年度から実施している、電力使用の効率化や地域の交通システム、市民のライフスタイルの変革などを複合的に組み合わせ、地域単位で次世代エネルギー・社会システム、スマートコミュニティの構築へ向けた実証を行う事業。

ファインコート大倉山マスターズヒルでの実証計画では、HEMSにより家庭内エネルギーの最適な管理を図るほか、東芝が開発する地域全体のCEMS(コミニティ・エネルギー・マネジメント・システム)とHEMSとを連携させることで、地域全体のエネルギー利用の最適化を図る。

具体的には、全住戸内に電力使用量の状況をリアルタイムで確認できるエネルギー表示機やエアコンをイニシャルで設置し、CEMSから発信される省エネへの協力依頼に応じて自動制御(デマンドレスポンス)する。これによって地域全体でエネルギー消費を削減する。

居住者には、実証実験に参加することで自宅でのエネルギー利用状況の「見える化」や、過去使用量との比較などの情報提供で、節電意識を高めてもらう。「すまいのECOチャレンジ」を併せて活用することで、より節電への具体的行動を促進する。

各家庭内の節電が進むことで地域全体のエネルギー利用の安定化にも寄与する。自主的な省エネ行動を起こすことで「すまいのECOチャレンジ」のポイントが貯まり、貯まったポイントはエコ家電や商品券と交換できる。

実証期間は、今年12月の入居開始から2014年度までの予定。

《レスポンス編集部》

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