クラリオンが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、当期損益が5億5400万円の黒字となった。前年同期は3億7500万円の赤字で、第1四半期での最終黒字は2008年以来4年ぶり。
売上高は前年同期比22.2%増の457億6700万円。国内の新車販売台数がエコカー補助金の復活などで増加。OEM市場向けが好調だった。
収益も売上増の効果で、営業利益が13億4200万円、経常利益が9億7600万円の黒字となった。前年同期は営業利益が1500万円、経常利益が1億4200万円のそれぞれ赤字だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。