JAF(日本自動車連盟)は、燃料の給油間違いによるトラブルの状況を把握するため、5月1日から6月30日の2か月間にわたり、燃料の給油間違いによる救援依頼について全国調査を実施した。
調査結果によると、給油間違いによるトラブル件数は256件。前回調査時(2009年12月1日〜2011年1月31日)の255件とほぼ同数となった。
給油スタンド別では、セルフスタンドが188件で73.4%を占めた。燃料別ではガソリン車に軽油が60.2%、ディーゼル車にガソリンが31.3%だった。
主な理由は、「勘違いした」「うっかり」「急いでいた」「考え事をしていた」が31.3%、「普段乗らない車だった」「社用車」「代車」「初めて乗った車」が21.9%。「軽自動車は軽油だと思っていた」と答えた人も6.3%いた。
JAFでは、セルフ式給油スタンドが増加していることから、マイカーではない車両や、初めて乗る車両に給油する時は、必ず車検証や取扱説明書で燃料の種類を確認するなど、慎重に給油するようドライバーに呼びかけていく。