7日午後1時25分ごろ、茨城県行方市内にある介護施設の施設内で、私道の路上で遊んでいた4歳の男児が隣接する市道から左折進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男児は死亡。警察はクルマを運転していた63歳の女性から事情を聞いている。
茨城県警・行方署によると、現場は行方市繁昌付近にある介護施設の敷地内道路。幅員約4mの直線区間。4歳男児は施設入口から奥へ約5mほど進んだ路上で遊んでいたが、私道に接続する市道から左折進行してきた乗用車にはねられた。
男児は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していたこの施設の職員で、鹿嶋市内に在住する63歳の女性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
施設は死亡した男児の親族が経営していた。市道から左折進行してくると、その手前にある生垣のために左方向の見通しが悪いという。警察の調べに対して女性は「子供がいることはまったくわからず、衝撃音で初めて異常に気がついた」などと供述しているようだ。