日本車のスポーツカーの歴史に燦然と輝く名車、初代日産『スカイラインGT-R』。通称、「ハコスカGT-R」の今なお色褪せないパフォーマンスを示した映像が、ネット上で公開され話題になっている。
この映像は、米国のクラシックカー専門サイト、『DEPTH OF SPEED』が制作したもの。初代スカイラインGT-Rをサーキットで走行させ、美しい映像に仕上げている。
初代日産スカイラインGT-Rは、1969年に誕生。正式には「2000GT-R」と呼ばれる。3代目『スカイライン』(C10型)は、レーシングカーの『R380』をルーツとする排気量1989ccの直列6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力160psを引き出し、200km/hの最高速を誇った。
日本のモータースポーツシーンで、初代スカイラインGT-Rは大活躍。1972年3月までに、前人未到の49連勝を記録。「スカイライン神話」が生まれた瞬間だ。
なお、映像のスカイラインGT-Rに採用されているエンジンは特別にチューン、搭載されたものであるよう。
高回転域まで回した際の官能的なエンジンサウンドが印象的な映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。