坂道を滑走したクルマ、集団登校中の児童と接触

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11日午前7時ごろ、岐阜県多治見市内の市道で駐車中の乗用車が滑走。後方を歩いていた集団登校中の小学生に突っ込む事故が起きた。8歳の女児が打撲などの軽傷。警察は運転していた62歳の女性から事情を聞いている。

岐阜県警・多治見署によると、現場は多治見市市之倉町付近。62歳の女性は道路沿いにある会社の駐車場へクルマを入れるため、その手前の傾斜地で駐車。入口のチェーンを外し、クルマに戻ってサイドブレーキを解除したところ、後ろに向かってゆっくりと滑走した。

この直後、クルマの後ろを集団登校中の児童7人が通過。女性はハンドルを切って回避しようとしたが、同じ方向に避けた8歳の女児と接触したという。女児は転倒した際に頭部を打撲する軽傷を負ったが、他の6人にケガはなかった。警察では女性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

事故当時、クルマのエンジンは切られていた可能性が高いという。警察では女性が運転操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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