インド新車市場でトップシェアを誇るスズキの現地法人、マルチスズキは4月28日、2011年度の通期決算を開示した。
同社の発表によると、売上高は前年比3.2%減の3470億5900万ルピー(約5260億円)。純利益は163億5100万ルピー(約248億円)。前年実績に対して、28.6%の大幅減となった。
同社の2011年度の新車販売台数は、113万3695台。前年比10.8%減と落ち込んだ。その内訳は、インド国内販売が11.2%減の100万6316台、輸出が7.9%減の12万7379台だ。
マルチスズキは、「インド市場全体が減速傾向にある。ルピー安や燃料高も影響した」と説明している。