ユーシンが発表した2011年12月〜12年2月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比32.1%減の7億2300万円と大幅減益となった。
売上高は同1.4%減の147億0300万円となった。円高で乗用車の輸出が減少したことなどから自動車部門の売上げが減少したため。
収益では海外展開に伴う先行的な費用支出の影響を受けたことから営業利益は減益となった。経常利益は同6.1%増の7億4900万円だった。当期損益は5400万円の赤字となった。
通期業績見通しは、売上高、経常利益は前回予想を据え置いたが、最終利益は前回予想より4億円マイナスの16億円に下方修正した。自動車部品の不具合対応費用として、第1四半期に製品補償引当金繰入額を計上したため。