アイシン精機、新役員制度と組織変更で意志決定をスピードアップ

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アイシン精機は、3月26日開催の取締役会において、新役員制度の導入および組織変更などを決議・内定した。

今回の変更は、事業のグローバル化とそれに伴う企業間競争が激化する中で、グループビジョン推進に向けて、グループ経営の更なる強化を図るとともに、意思決定と業務遂行のスピードアップを図ることが狙い。

新役員制度では、意思決定の迅速化を図るため、取締役会のスリム化を実施。専務取締役を廃止し、現状17名の取締役を11名程度に削減する。また、「専務役員」(執行役員)を新設。業務執行の責任者とし、執行役員の拡充により、ビジョン推進に向けてグループ/グローバルでの業務執行の強化・スピードアップを図る。

組織変更では、自動車部品事業において、地域軸・商品軸戦略の構築と実行推進、および地域・商品事業課題への対応を推進するため、「グローバル事業推進部」を解消し、「自動車部品事業戦略本部」を新設する。また、同部署内に、自動車部品地域事業統括および地域主査と、自動車部品商品事業統括および商品主査を設置する。

また、L&E事業において、商品軸戦略の構築と実行推進、および事業課題への対応を推進するため、「L&E事業統括部」、「L&E商品企画部」を解消し、「L&E・新規事業戦略本部」を新設。同部署内に、「L&E・新規事業統括」および「商品主査」を設置する。

《纐纈敏也@DAYS》

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