ランクセスは3月26日、都内で記者会見を開き、2012年の年次テーマを「グリーンモビリティ」に設定して、環境対応車社会を目指すと発表した。
ランクセスの経営委員会メンバーのヴェルナ・ブロイヤス氏は、環境に配慮した製品の開発、製造、販売に注力するとともに、研究開発投資を拡大する方針を明らかにした。
ランクセスは2011年に前年比24%増の1億4400万ユーロを研究開発費として投入したが、2012年はさらに2011年比40%増加を見込む。
ブロイヤス氏は「リーディングカンパニーとして新製品を開発していく。40%増は各事業部だけでなく、事業部門をまたがったものや新製品をゼロから立ち上げる分も含む」と述べた。