日産自動車は、2013年春の新卒採用について中期経営計画「日産パワー88」の目標に向けて環境技術開発力の強化、新興国市場を中心としたグローバル化への対応のため、今春入社予定より24人多い約470人規模を採用する。高い水準での採用を継続して事業の拡大に対応する。
このうち、技術系・事務系は、今春より10人多い約220人を採用する予定で、採用では、ダイバーシティや専門性を重視する。
同社では従来から、国内と海外の大学間で卒業時期が異なることに対応するための「通年採用」、新卒・既卒の区別のない「既卒者採用」、採用チャネルを複数国に展開する「グローバル採用」を実施している。今後もグローバルに活躍したい意欲を持つ多様な人材をオープンで採用していく。
さらに、専門性を持つ人材を採用するため、従来から継続している「職種別採用」や、オープンエントリー以外での「ジョブマッチング採用」、さらに「共同研究や産学連携を通じた採用」にも力を入れていく。
技能系は、グローバルに展開する生産拠点のマザー機能を担う人材を育成するため、今春より14人多い約250人を採用する予定。