TRWオートモーティブ・ホールディングスは、再生プラスチック材料を使用した各種運転席エアバッグモジュールを発表した。
新しいエアバッグモジュールは、エアバッグカバーやリテーナプレートなどの構成部品にバイオ素材を採用した環境にやさしい「グリーン」なエアバッグモジュールとした。
運転席エアバッグモジュールにバイオ素材を使用することで、車内の温度が高くなった際、内装材から発せられる低レベルのガスの発生量低減を図ることができる。また、この新しいプラスチック材料は、大部分が再生可能な原材料に由来していることから、化石燃料の節約につながる。
同社は、新しい環境に優しい運転席エアバッグモジュールを2012年半ばから生産開始する計画で、数年間のうちに石油系素材を使った従来型のエアバッグは、徐々にバイオ素材を使用した新型エアバッグに置き換えられる予定。