スキーバスが道路作業車に追突 融雪剤の散布

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25日午前3時55分ごろ、福島県西郷村内の東北自動車道下り線を走行中の大型観光バスが、前走していた道路会社の作業車に追突する事故が起きた。この事故でバスの運転者が骨折などの重傷。乗客21人も軽傷を負っている。

福島県警・高速隊によると、現場は西郷村小田倉付近で片側2車線。NEXCO東日本の作業車は第1車線を約50km/hで走行。融雪剤の散布を行っていたが、そこに後ろから進行してきた大型観光バスが追突した。

バスは前部が大破。運転していた47歳の男性が一時車内に閉じ込められ、左足を骨折するなどの重傷。乗客23人のうち、21人が打撲などの軽傷を負った。作業車の乗員2人にケガはなかったという。

バスは東京都内から北塩原村内のスキー場に向かっていた団体客。事故当時は就寝中だったとみられる。警察の簡易聴取に対し、運転手は「脇見をしていた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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