路肩を歩いていた高齢女性、飲酒運転のクルマにはねられ死亡

自動車 社会 社会

12日午前1時40分ごろ、群馬県前橋市内の市道で、道路左側の路肩を歩いていたとみられる88歳の女性に対し、後ろから進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマを運転していた19歳の少年を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

群馬県警・前橋署によると、現場は前橋市江田町付近で片側1車線の直線区間。88歳の女性は道路左側の路肩を歩いていたが、これに気づかず進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約1時間後に死亡。クルマを運転していた同市内に在住する19歳の少年からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場には街灯が少なく、歩行者は目視しにくいという。調べに対して少年は飲酒の事実を大筋で認めており、警察では飲酒した場所や量の特定を進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース