武蔵精密工業が発表した2011年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比25.9%減の78億2700万円となった。
売上高は同4.1%減の929億9600万円となった。欧州、南米などで販売が好調だったが、日本、北米でのホンダの減産による受注低迷が影響した。
収益では、経常利益が同25.7%減の76億5400万円、当期純利益は同54.4%減の35億1700万円となった。
通期業績見通しは、タイ洪水による子会社の物的被害などの影響を織り込み下方修正。売上高は前回予想から18億円減の1228億円、営業利益が3億円減の106億円、経常利益が8億円減の103億円、最終利益が18億円減の46億円となる見込み。