日産自動車が発表した11月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比19.1%増の44万3094台と大幅プラス。単月として過去最高を記録した。
国内生産は同25.1%増の12万0217台となった。『セレナ』、『インフィニティ G(日本名:スカイライン)』、『ジューク』輸出分の台数増が要因。
海外生産は同17.0%増の32万2877台と好調で11月として過去最高だった。中国が『ティーダ』、『サニー』、『キャシュカイ』の増産で同31.0%増の12万0027台と単月で過去最高を記録。米国が同33.5%増、メキシコが同19.2%増、スペインが同17.1%増と伸びた。
ただ、その他地域はインドの新型『サニー』が純増し、インド、インドネシアの『マーチ』が台数増だったものの、タイでの洪水被害の影響により、同17.6%減と前年実績を下回った。
国内販売は『セレナ』、『ラフェスタ ハイウェイスター』、『モコ』などが健闘し、同20.0%増の5万4798台と大幅増となった。輸出は向けが『エクストレイル』の好調などで、同14.2%増の7万9303台だった。