重要文化財とクラシックカー トヨタ博物館クラシックカーフェスタin神宮外苑

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クラシックカーフェスタin神宮外苑開催
  • クラシックカーフェスタin神宮外苑開催
  • トヨタ博物館が所有するベンツ14/30HP(手前)とドゥローニー・ベルビュタイプHB6L(奥)
  • トヨタ博物館が所有するビュイック・モデルF(左)とランチェスター(右)
  • ダットサン・セダン
  • コンパーノ・スパイダー
  • NSUプリンツ4L
  • ランボルギーニ・カウンタックLP400
  • パナール24BT

トヨタ博物館(愛知県長久手町)は26日、明治神宮外苑(東京都新宿区)において『トヨタ博物館 クラシックカーフェスタin神宮外苑』を開催した。

毎年、銀杏が色づくころ、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館前には約100台ものクラシックカーが集まってくる。トヨタ博物館が主催するこのイベントも今年で5回目を迎え、神宮外苑いちょう祭りと一緒にこのイベントに訪れる観客も多数みられるようになった。昨年はこのメイン会場とパレードコースの沿道を合わせ約4万3000人ほどの来場者を数えたと主催者は語る。その言葉通り、今年も多くの観客で会場は賑わっていた。

さらに今年は、シートベルト効果体験や飲酒疑似体験ができる交通安全コーナーなども併設し、子供から大人までが楽しめるイベントとなっていた。

また、東日本大震災支援ブースも設置。復興支援活動として、車関連グッズを販売するチャリティーマーケットや、募金をすると先着1,000名にトヨタ博物館特製ピンバッヂがプレゼントされるなど、義援金支援活動も積極的に行われた。

参加車両は、トヨタ博物館が所蔵しているものだけではなく、広く一般からも募集。同じ車種が重ならないように、幅広いジャンルのモデルが選定されていたいのが印象的で、トヨタ以外のメーカーはもちろんのこと、1968年の日本グランプリに滝レーシングチームからエントリーされたローラ「T70」も登場し、周囲を驚かせていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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