オリンパスは、12月14日までに監査法人のレビューを受けた上で四半期報告書を提出すると発表した。
同社は過去の不正な決算を続けていたことが発覚、中間決算を提出期限までに公表できない状態となり、株式が管理銘柄に指定されている。
また、過去の有価証券報告書を訂正する必要があるとしているが、訂正の具体的な内容などについては「調査検討中」としている。
過去の買収案件に関する不正行為や損失先送りなどを調査する「第三者委員会」の12月上旬の結果報告を受けてから、第2四半期報告書を提出できるよう、外部の専門家によるプロジェクトチームも立ち上げ、作業している。
第2四半期報告書を提出期限1か月以内の12月14日までに提出できない場合、上場廃止基準に抵触する。