富士重工業はロサンゼルスモーターショー11で、新型FRクーペ『BRZ コンセプト-STI-』を発表した。STI製フロントスポイラー、大型ディフューザーほか、ボディカラーに「WRブルーパールII」を採用するなどレーシングイメージを強調しているのが特徴だ。
エンジンは専用に開発された2リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載。ボア×ストロークを86mm×86mm のスクエアに設定。トヨタの直噴技術「D-4S」(燃料噴射システム)を組み合わせることで、新世代のスポーツカーに相応しい高出力と高い環境性能の両立を図ったという。スペックの詳細は未公表だ。
ボディサイズは、全長4230mm×全幅1800mm×全高1280mm、ホイールベースは2570mm。ボクサーエンジンが持つ軽量、低重心といった特徴を活かし、さらにカーボンルーフなど軽量素材を採用することで、ボクサースポーツならではの走りの愉しさ、高いハンドリング性能を実現したという。