東燃ゼネラル石油が発表した2011年1〜9月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比414.1%増の2119億円と大幅増益となった。
売上高は同11.2%増の1兆9807億円と2ケタの増収となった。石油製品の販売数量は前年同期と比べて減少したものの、製品価格の値上げで増収となった。
営業利益は、在庫評価方法を前連結会計年度まで採用していた後入先出法から今第1四半期から総平均法に変更した影響などから大幅増益となった。ただ、第3四半期に石油マージンの低下や販売数量減少による減益効果はあった。
経常利益は同397.2%増の2143億円、当期純利益は同177.9%増の1274億円だった。
通期業績見通しは売上高が同10.9%増の2兆6600億円、営業利益が同556.2%増の2200億円、経常利益が同502.5%増の2230億円、当期純利益が同210.2%増の1330億円となる見通し。