東京ラヂエーター製造が発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比3.6%減の10億6800万円と、減益となった。
同社の主要市場であるトラック業界は、震災の影響で落ち込んでいた生産が予想を上回る速度で回復したのに加え、中国など新興国向けが堅調に推移した。加えて産業・建設機械向けは新興国、日本、米国で需要が順調だったことから同社の部品の販売も伸び、売上高は同7.9%増の143億1400万円と増収だった。
経常利益は同1.8%増の10億6500万円。当期純利益は同26.5%減の5億9600万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。