トヨタの米製ミニバン シエナ、韓国に輸出へ

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米国トヨタは1日、米国で製造しているミニバン、『シエナ』を11月上旬から、韓国に向けて輸出すると発表した。

シエナは現在、米国インディアナ州のプリンストン工場で生産中。米国、カナダ、メキシコ向けの北米専用車だ。同車が北米以外の市場へ輸出されるのは、今回が初めてとなる。

トヨタは、年間約600台のシエナを韓国へ出荷する計画。トヨタモーターノースアメリカの稲葉社長兼COOは、「今後も北米生産車の海外への輸出を促進したい」と述べている。

現行シエナは3世代目に当たり、2009年12月のロサンゼルスモーターショーでデビュー。ボディサイズは全長5085×全幅1986×全高1750mm、ホイールベース3030mm。日本向けの『アルファード』(全長4850×全幅1830×全高1890mm、ホイールベース2950mm)よりも、ひと回り大きなミニバンだ。

《森脇稔》

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