日本自動車販売協会連合会が発表した10月の新車登録台数は、前年同月比28.3%増の24万7927台と2か月連続で前年を上回った。
東日本大震災による部品不足で減産していた自動車メーカーの生産が回復し、納車も順調に推移した。前年同月はエコカー補助金制度特需が終了した反動で大幅に落ち込んだこともあって高い伸び率となった。
車種別では乗用車は同28.3%増の22万0271台と大幅に伸びた。このうち、普通乗用車は同25.1%増の10万6991台、小型乗用車が同31.6%増の11万3280台となった。
貨物車は同28.4%増の2万6922台となった。このうち、普通貨物車が同36.4%増の9092台、小型貨物車が同24.7%増の1万7830台だった。
バスは同13.1%増の734台だった。