三菱重工、低炭素社会に考慮した冷凍ユニットを発売

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三菱重工業は、陸上輸送用冷凍ユニット「陸上レフユニット」に2モデルを新規投入し、2012年4月から順次販売を開始する。

今回新たに投入されるのは、業界初となるハイブリッドおよび電気駆動のトラックに対応した電動式と、1台で3室まで異なる温度帯管理ができるエンジン駆動式"マルチシリーズ"のトレーラー向けモデル。

電動式の「TEJ」シリーズは、メインエンジン駆動タイプと違い、車速とは無関係に安定した冷凍能力を発揮。コンプレッサー、その他の機器をひとつの筐体中に収納できるなど、設置性に優れている。また、ハイブリッド車などの回生エネルギーや燃料電池、太陽光発電など多様な電源に対応する。

一方、3温度帯での冷蔵・冷凍管理が可能なマルチシリーズの「TFV2000DM」は、大型、中型、小型、超薄型の4種の冷却装置をラインアップし、様々な貨物室容積に対応。また、電子膨張弁を採用することにより、各室におけるきめ細かい温度帯管理を実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

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