衝突被害を確認しようとした男性、後続車にはねられ死亡

自動車 社会 社会

17日午前0時5分ごろ、群馬県太田市内の北関東自動車道の東行き線で、中央分離帯への単独衝突事故を起こし、車外に出ていた運転者の男性が後続車にはねられる事故が起きた。男性は死亡。警察は後続車を運転していた38歳の男を逮捕している。

群馬県警・高速隊によると、現場は太田市山之神町付近で片側2車線の直線区間。東行き線を走行していた乗用車が中央分離帯に衝突。運転していた東京都町田市内に在住する35歳の男性が車外に出て被害状況の確認を行っていたところ、後ろから進行してきたワゴン車にはねられた。

男性は頭部強打でまもなく死亡。警察はワゴン車を運転していた埼玉県神川町内に在住する38歳の男を自動車運転過失致死の現行犯で逮捕している。

事故を起こしたクルマは第2車線上を塞ぐように、7時方向を向いた状態で停止。死亡した男性は前方の破損状態を確認しようとしていたとみられる。調べに対して男は「第1車線側へ回避しようとしたら立っている人に気がついた」、「気がついたときには間に合わなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース