1981年に公開され大ヒットした映画、『キャノンボール』(原題:『The Cannonball Run』)。この映画の復刻作品への参画を、GMが否定した。
事の発端は、『New York Magazine』の電子版にある。同メディアが18日、「映画『ゴッドファーザー』や『キャノンボール2』を手がけたプロデューザー、アルバート・S. ラディガイ氏が『キャノンボール』のリメイク版製作を計画しており、GMに対して車両提供等の協力を要請。GMも乗り気」と報じたのだ。
これを受けて、GMの広報担当者、トム・E. ヘンダーソン氏は、自身のTwitterページで声明を発表。「今回の報道は、根拠のない噂。GMは無謀運転や飲酒運転を助長するようなプロジェクトに参画するつもりはない」とつぶやき、報道の内容を否定した。
『キャノンボール』といえば、交通法規を無視して米国大陸を横断する公道レースを取り上げた作品。いくらハリウッドを擁する米国とはいえ、自動車メーカーの立場からすれば、協力しにくいのも事実だろう。