右折強行のタクシー、対向の直進車と衝突

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9日午前7時50分ごろ、栃木県宇都宮市内の県道で、交差点を右折しようとしていたタクシーと、対向車線を直進してきた乗用車が衝突する事故が起きた。この事故でタクシーの乗客2人が死傷。警察はタクシーを運転していた68歳の男を逮捕している。

栃木県警・宇都宮東署によると、現場は宇都宮市陽東6丁目付近で、信号機が設置されている。タクシーは交差点を右折しようとしていたが、対向車線を直進してきた乗用車が左側面部に衝突した。

双方のクルマは中破。タクシーの後部座席に客として同乗していた56歳の女性が胸部強打でまもなく死亡。33歳の女性が骨盤骨折などの重傷を負った。乗用車を運転していた29歳男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

警察はタクシーを運転していた同市内に在住する68歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

事故当時、双方とも信号は青表示だった。調べに対して男は「直進車には気づいていたが、多少無理して曲がった。行けると思った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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