トラック業界がまとめた9月の普通トラックの新車販売台数は、前年同月比26.2%増の6213台となり、大幅に伸びた。
東日本大震災の影響で部品が不足し、トラックメーカーも減産していたが、生産が回復し、震災前から受注していた分の納車も順調に進んでいる模様。
大型トラックは同99.1%増の4228台とほぼ倍増した。中型トラックはポスト新長期規制を前にした駆け込み需要の反動で同29.1%減の1985台と落ち込んだ。
ブランド別では、いすゞだけが大幅に落ち込んだ。日野は同78.5%増の2699台と大幅プラスとなった。いすゞは同27.6%減の1352台と不振だったものの、シェア2位を堅持した。3位の三菱ふそうは同19.7%増の1146台で、UDトラックスが同73.4%増の1016台だった。