北米カーオブザイヤー主催団体は4日、「2012北米トラックオブザイヤー」のノミネート7台のリストを発表した。
北米トラックオブザイヤーは、今年で19回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、北米でデビュー(マイナーチェンジや新グレード投入も含む)、またはデビュー予定のライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)の中からベストな1台を選ぶ。
今回は、正式発表前の新型ホンダ『CR-V』がノミネート。これは2012年1月のイヤーカー発表後、速やかに市販され、年間2000台以上を北米市場で販売すればいいという規則に基づいている。
2012北米トラックオブザイヤーのノミネート車7台は、以下の通り。
●BMW X3
●ホンダCR-V
●レンジローバー・イヴォーク
●メルセデスベンツMクラス
●MINIカントリーマン(日本名:クロスオーバー)
●日産クエスト
●サーブ9-4X
7台の中で注目できるのは、やはり新型ホンダ『CR-V』だろう。同車はすでにコンセプトカーは披露されているが、市販モデルの正式発表は11月のロサンゼルスモーターショー。落ち込みが続くホンダの米国新車販売の回復へ向けた起爆剤とも言われるだけに、ホンダとしてはイヤーカーの栄誉に預かりたいところかもしれない。
もうひとつの日本車は、日産『クエスト』。これは日本でおなじみのミニバン、『エルグランド』の北米版だ。