26日午前5時55分ごろ、大分県大分市内の国道10号で、交差点を右折しようとしていた原付バイクと、交差点を直進してきた乗用車か衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた42歳の男性が死亡している。
大分県警・大分中央署によると、現場は大分市生石2丁目付近で片側3車線の直線区間。事故が起きた交差点部分は右折や左折専用レーンもあり、4-5車線になっている。原付バイクは2段階右折を行う必要があるが、同市内に在住する42歳男性の運転する原付バイクは右折レーンを進行。交差点中央で右折しようとしたところ、対向車線を直進してきた乗用車と衝突した。
バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。運転していた男性は路上へ投げ出された際に全身を強打し、近くの病院へ収容されたがまもなく死亡している。警察では乗用車を運転していた別府市内に在住する58歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
警察ではバイク側の強引な右折が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。