高齢女性はねられ死亡…約50mの遠回りを嫌って強引に横断か

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23日午後7時ごろ、富山県富山市内の国道359号で、自転車を押しながら徒歩で道路を横断しようとしていた79歳の女性が、進行してきた軽トラックにはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

富山県警・富山西署によると、現場は富山市婦中町速星付近で片側2車線の直線区間。信号機や横断歩道は設置されていない。79歳の女性は自転車を押しながら徒歩で横断を開始。渡りきる直前に左方向から進行してきた軽トラックと衝突した。

女性は弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約3時間後に死亡した。警察ではクルマを運転していた25歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場から約50m離れた場所には信号機と横断歩道の設置された交差点があるが、死亡した女性は中央分離帯の途切れた場所で横断していた。警察は遠回りを嫌い、強引に横断したことが事故につながったものとみている。

《石田真一》

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