バイクひき逃げ、容疑者は車当たりで特定して逮捕

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24日午前5時10分ごろ、奈良県大和郡山市内の県道で、交差点を進行していた原付バイクと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクを運転していた女性が重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は後に22歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

奈良県警・郡山署によると、現場は大和郡山市馬司町付近で信号機の設置された交差点。バイクが青信号に従って交差点へ進入したところ、右方向から進行してきた乗用車と出会い頭に衝突。バイクは交差点中央で転倒した。

バイクを運転していた同市内に在住する62歳の女性は胸部や右足を骨折する重傷。クルマはそのまま逃走しており、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場から採取したヘッドライトの破片から車種を早期に特定。車当たりを進めたところ、上牧町内に在住する22歳の男が容疑に関与したものと判断。同日夕方までに自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「怖くなって逃げた」といった内容の供述を行い、事故に関与したことを大筋で認めているという。

《石田真一》

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