路上駐車のクルマ襲撃、現金奪って逃走

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19日午前0時50分ごろ、埼玉県吉川市内の市道で、駐車中の乗用車が2人組の男に襲撃される事件が起きた。運転者の男性は催涙スプレーのようなものを顔面に吹き付けられ軽傷。2人組は現金の入った財布を奪って逃走している。

埼玉県警・吉川署によると、現場は吉川市美南2丁目付近。46歳の男性は市道に乗用車を路上駐車して車内で休憩していたところ、近くに止まった別のクルマから2人組の男が降りてきた。

不審に思った男性が車外に出たところ、このうちの1人が男性の顔面に向かって催涙スプレーのようなものを吹きつけるとともに、別の男はハンマーのようなものでクルマの助手席側ガラスを破壊。「カネを出せ」と要求した。

男性が車内に置いていた現金約1万8000円の入った財布を差し出すと男たちはクルマに乗って逃走した。男性は目などに炎症を負う軽傷を負った。警察は強盗傷害事件として逃げた2人組の行方を追っている。

2人はいずれも20-30歳代。1人は身長が約180cm、もう1人は160cmと小柄だった。現場付近は交通量が少なく、夜間の人通りはほとんどないという。

《石田真一》

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