9日午前9時10分ごろ、山形県山形市内の国道112号で、歩道を走行していた自転車が車道側へ転倒。直後に進行してきたワゴン車にはねられる事故が起きた。乗っていた76歳の女性は収容先の病院で死亡。警察は運転していた33歳の男性から事情を聞いている。
山形県警・山形署によると、現場は山形市江南1丁目付近で片側1車線の直線区間。76歳の女性が乗る自転車は道路右側の歩道上を進行していたが、バランスを崩して車道側へ転倒。直後に対向してきたワゴン車にはねられた。
女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約1時間後に死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する33歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
調べに対して男性は「目の前で倒れた。ブレーキを掛けたが間に合わずにはねてしまった」などと供述しているようだ。
歩道の幅員は約1mで通行に十分な広さは確保されていた。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。