アウディは8日、8月の世界新車セールスの結果を明らかにした。総販売台数は、8月としては過去最高の9万4100台。前年同月比は17.1％増を記録した。
市場別では、欧州が前年同月比13.7％増の4万4200台。このうち、地元ドイツは20.2％増の1万8506台だった。アウディによると、ドイツでは『Q5』、『Q7』に加え、法人ユーザーに『A4アバント』が支持されたという。
また、英国は前年同月比24.8％増の3613台。イタリアは11％減の2506台、スペインは18.2％減の2111台、フランスは4.5％減の3258台と減少したが、、ロシアは35.9％増の2010台と好調だった。
アジアパシフィック地域では、前年同月比25.5％増の3万2800台をセールス。このうち、中国（香港を含む）は25.5％増の2万8068台だった。米国は1万0201台を売り上げ、前年同月比は11.1％増。現地では7月に新型を投入したA6セダンが、前年同月比36.4％増を記録した。
同社のペーター・シュヴァルツェンバウアー販売担当取締役は、「間もなく発売する新型『A6アバント』が、予想を上回る受注ペースだ」とコメントしている。
