全日本空輸(ANA)は、お盆期間(8月12~21日)のANAグル-プ利用実績をまとめた。
国内線は上下線合計の旅客数が前年同期比5.6%増の154万6461人と前年を上回った。提供座席数は同3.3%増の195万7964席で、利用率は79.0%だった。
お盆期間に設定を拡大した「旅割」が好評だったのに加え、電力不足による夏休み休暇の長期化、分散化効果で旅客数は増加した。方面別では沖縄・北海道が好調だった。
ピークは下りが12日、上りが17日。
国際線は円高の効果で海外旅行客が急増、日本発着便の旅客数は同17.1%増の19万9087人と2ケタ増となった。提供座席数は同16.7%増の22万0953席で利用率は90.1%だった。
北米・アジア・リゾート線が特に好調だった。ピークは日本発が12、13日、日本着が16、20、21日。