TBKは、中国の長春一汽四環汽車制動器と、商用車用ブレーキ関連製品を合弁で製造すると発表した。
TBKは、第一汽車のブレーキ製造会社と合弁とすることで、第一汽車の商用車市場を基盤にしながら第一汽車以外の市場にも展開していく。高い成長を続ける中国市場で、現地生産・供給の取引先要請にブレーキ製造拠点を新規にゼロから立ち上げることなく確保、早期に中国市場に展開できるとしている。
新会社「長春一汽四環特必克汽車制動」は資本金が9800万元(約13億円)で、TBKが40%、長春一汽四環汽車制動器が60%出資する。長春一汽四環汽車制動器から商用車用ブレーキとその部品、ハブ、ドラムの商権と商権対応の製造設備、敷地と工場建物・付属設備を合弁会社が引き継ぐ。
TBKは、6400万元(約8億4000万円)を現金出資し、長春一汽四環汽車制動器は資産を現物出資する。