日本自動車工業会が29日に発表した2011年上半期(1〜6月)の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同期比29.2%減の342万9934台となり、2年ぶりにマイナスとなった。
東日本大震災でサプライチェーンが寸断して部品が不足、自動車メーカー各社が減産したため。
車種別では乗用車が同30.2%減の292万5187台と2年ぶりのマイナスだった。このうち、普通乗用車が同28.2%減の172万6857台、小型乗用車が同34.5%減の73万1656台、軽乗用車が同30.2%減の46万6674台だった。
トラックは同22.4%減の46万4559台と2年ぶりに前年を下回った。普通トラックは同18.7%減の20万5298台、小型トラックが同17.5%減の9万9000台、軽貨物車が同29.1%減の16万0261台だった。
バスは同27.0%減の4万0188台で2年ぶりのマイナスだった。
上半期の国内販売は同27.8%減の191万9247台、輸出は同20.8%減の184万0164台だった。