ニフコは28日、第1四半期(4〜6月期)の連結決算を発表した。
売上高は前年同期比8.3%減の269億8000万円と大幅減少。利益面では原価低減活動を推進したものの、売上減少に伴う利益減で、営業利益は同27.8%減の23億8500万円。経常利益は同29.9%減の22億900万円となった。
純利益は操業度低下による特別損失の計上もあり、同50.3%減の10億7600万円となった。
家具事業や出版事業は堅調に推移したものの、主力の自動車関連向け合成樹脂成形品事業が低迷。特に国内自動車メーカーの稼働低下の影響を大きく受けた。