三菱、水島軽ラインを2直化

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三菱自動車 水島製作所
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三菱自動車は7月20日、今年10月以降の生産正常化に向けて増産対応をとると発表した。水島製作所の軽自動車生産ラインを2直化するとともに、水島製作所、名古屋製作所、パワートレイン製作所、パジェロ製造など、三菱自動車の全工場で約800人を増員する。

同社の2011年度の国内生産台数は、東日本大震災に伴い、上期は部品調達に制約が出たため震災前の計画比9割レベルとなるものの、下期は計画を上回る生産で挽回することで、年度合計では、ほぼ震災前に計画した台数レベルとなる見通し。

下期の増産に向けて水島製作所の軽自動車生産ラインを2直化する。被災地をはじめ、軽自動車の需要は旺盛で、11月に投入する北米向け『i-MiEV』や今年中の販売開始を計画している軽商用EV『MINICAB-MiEV』の生産にも対応するため、9月末から軽自動車生産ラインを2直化する。2直化は、1年半ぶりとなる。

また、10月以降の全工場で増産対応するため、上期中に企業間応援人員と期間社員を合計で約800人増員する。内訳は水島製作所が約400人、名古屋製作所が約150人、パワートレイン製作所が約100人、パジェロ製造が約150人の予定。

《レスポンス編集部》

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