パトカー追跡のクルマ横転、運転者は同乗者放置して逃走

自動車 社会 社会

8日午前0時10分ごろ、新潟県燕市内の市道で、交通違反を行ったとしてパトカーに追跡されていた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。道路右側の歩道に乗り上げた弾みで横転する事故が起きた。クルマは大破。同乗していた男性は収容先の病院で死亡している。

新潟県警・三条署によると、燕市佐渡付近の市道を同署員がパトロールしていたところ、蛇行を繰り返す不審な乗用車を発見。停止を命じたが、信号を無視して逃走したことからパトカーによる追跡を開始した。

クルマはヘッドライトを消した状態で約1kmに渡って逃走したが、緩やかなカーブを曲がり切れずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げた弾みで横転し、さらに民家の塀に突っ込んだ。

この事故で軽乗用車に同乗していた40歳代とみられる男性が頭部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。運転者と後部座席の同乗者は現場から徒歩で逃走しており、警察が行方を追っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース