住友ゴムのCSR報告書、読み物を意識

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住友ゴムCSR報告書2011
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住友ゴム工業は、2010年度のCSR(社会的責任)活動をまとめた「CSR報告書2011」を発行した。

同社は、2001年度から「環境報告書」を、2005年度からは「社会・環境報告書」の発行を通してコンプライアンスをはじめ製品の品質や安全面での取り組み、環境保全活動などの取り組みをアピールしてきたが、より広範囲に情報を説明・開示するため、2008年度からは名称を「CSR報告書」とし、内容の充実を図ってきた。

CSR報告書2011では、これまでの報告書の構成を変更。読み物として、より多くの読者に関心を持ってもらえる報告書を目指し「前段パート=読み物として魅力的に」、「中段パート=報告書として体系的に」、「後段パート=補完情報として客観的に」の大きく3つのパートで構成する。

また、報告内容の継続性の観点から、中段パートは、2010年版と同様、「CSR活動基本理念」で定めた「CSRガイドライン」である「G(緑化)・E(事業活動の環境負荷低減)・N(次世代型技術・製品の開発)・K(人にやさしい諸施策)・I(ステークホルダーへの誠実さ)」に分けてCSR活動が体系的に分かりやすい内容を目指した。

環境的側面では、第三者保証を受け、サスティナビリティ情報審査協会の保証・登録マークが付与され、報告書全体の信頼性の向上を図った。

《レスポンス編集部》

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