豊田自動織機が発表した2012年3月期の通期連結業績は、営業利益が前年同期比1.7%増の700億円と増益になる見通し。
売上高は同6.1%増の1兆5700億円と増収を予想する。東日本大震災の影響で自動車部品の納入に遅れが出ていたが、上半期中にほぼ回復する見通しで、下半期に前半のマイナスをカバーして増収になる見通し。
収益でも円高による為替差損や原材料高などの減益があるものの、上期のマイナス分を下期でカバーすることから、経常利益は同8.3%増の800億円となる見通し。
最終利益は同2.5%減の460億円と微減を見込む。