米グーグル(Google)は8日(現地時間)、「グーグルマップ」に、電車やバスなどの公共交通機関のリアルタイムな運行状況を表示する機能を追加すると発表した。
現在、グーグルマップでは、電車やバスなどの時刻表を閲覧可能。出発や到着の予定時間は分かっても、事故や渋滞などによる遅延を反映したリアルタイムな運行状況は確認できなかった。
新機能では、地域の公共交通機関の協力で得られた最新の運行状況を元に、正確な出発、到着時間を表示。グーグルは、「まずは米国内のサンフランシスコなど4都市、イタリアのトリノ、スペインのマドリードの合計6都市で導入する」と説明している。