GMは6日、米国ミシガン州ウォーレンのテクニカルセンターに1億3000万ドル(約105億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、同テクニカルセンター内に新しいデータセンターを開設するのが目的。このデータセンターは、GMのIT戦略の重要なカギを握り、GMのデジタルアプリケーションにとって、全世界の中心拠点に位置づけられる。
現在の新車開発には、コンピューター解析が欠かせない。GMによると、このデータセンターが完成すれば、従来よりも迅速にデザイン、燃費、安全性、品質などのシミュレーションが可能になるという。
新データセンターは、2015年に稼働する計画。GMのテリー・クライン副社長は、「新データセンターは、世界で最も優れた車を製造・販売するためのもの」とコメントしている。