富士通テンは、役員人事を発表した。6月24日開催予定の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決める。
今回、経営の監督と業務執行の役割を明確にするため、取締役は全員執行役員を返上する。重松崇代表取締役社長・執行役員社長をはじめ、役員は執行役員から外れる。
また、社外取締役として富士通の佐相秀幸副社長が就任する。近藤隆司取締役・執行役員常務は、執行役員を返上して専務取締役に昇格する。
社外監査役には、トヨタ自動車開発部門担当の吉田守孝常務役員が就任する。
赤塚隆夫取締役、小川享取締役、棚倉由行非常勤取締役、宮田博司社外取締役の4人と宮内一公社外監査役が退任する。