16日、中国のパンダオートモビルトレード社(厖大汽貿集団)と、提携に向けた覚書を交わしたスウェーデンの名門、サーブ。その中国におけるラインナップが明らかになった。
これはパンダオートモビルトレード社が16日、公表したもの。同社は中国で販売するサーブ車として、3000万ユーロ(約34億円)分を購入。さらに30日以内に、サーブ車1500万ユーロ(約17億円)分を追加購入することになったが、その内容である。
同社によると、中国市場へ導入するサーブ車は、新型『9-5』とSUVの新型『9-4X』がメイン。将来的には、現在開発中の次期『9-3』も中国市場へ投入するという。
パンダオートモビルトレード社の藩清華CEOは、「今こそ、サーブを中国市場へ導入する最適のタイミング。我々の企業規模と財務力をもってすれば、サーブの中国における成功は約束されたようなもの」と胸を張る。
同社は中国の大手自動車ディーラー。中国全土に1100か所以上のネットワークを擁している。