東海ゴム工業は16日、浜岡原子力発電所の稼働停止による電力不足に対応した節電の取り組み対策をまとめた。
工場については一部生産工程を停止して寄せ止めによる集中生産を実施する。不要な照明の間引きや省エネ計画を前倒しで実施する。
オフィスでは、室温温度管理の徹底や照明の削減、窓用遮熱フィルム「リフレシャイン」の利用、自動車販売機の停止、OA機器の待機電力の削減、クールビズの拡大を実施する。
また、グループ社員に対しても家庭での節電として空調温度の見直し、照明の消灯、家屋の遮熱性の向上を呼び掛けていく。
一方、同社は東日本大震災の被災地を支援するため、震災ボランティア休暇を拡大する。従来は勤続1年以上の社員を対象にボランティア休暇を最高3日設けていたが、勤続制限を無しにし、ボランティア休暇を最高5日間に増やした。