ひき逃げで90歳の男を逮捕、容疑は否認

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11日午前9時55分ごろ、静岡県沼津市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた63歳の女性に対し、交差点を進行してきた乗用車にひき逃げされる事故が起きた。女性は意識不明の重体。警察は後に90歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

静岡県警・沼津署によると、現場は沼津市高島町付近。63歳女性は信号に従って横断歩道を徒歩で渡っていたところ、交差点を進行してきた乗用車にはねられたものとみられている。

女性は頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となっている。クルマはそのまま逃走したが、直後に「フロンドガラスが割れたクルマがいる」との通報が寄せられ、これを受けた同署員が確認。ひき逃げの容疑車両と断定し、運転していた90歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「何かに当たったようだ」としながらも、ひき逃げについては否認しているようだ。

《石田真一》

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